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悲しい出会い。

今日、コロナ400倍の子たち7匹を連れて
一時預かりさん宅へ向かって
一時預かりさん宅にいるシャインとライトをトライアル搬送するスケジュールでした。

で、保護猫たちを連れて預かりさん宅に向かう途中
路上に倒れている黒い物体を発見。
その隣には大きな荷物を抱えてスマホをいじっている女性。

ハザードを炊いて
すぐ女性に声を掛けました。

「どこかにもう通報しましたか?」って。

そしたら土日で役所が連絡付かないので白峰寺さんに連絡を入れてくれていて
そのお迎えまちの状態でした。

自分がボランティアだと名乗り、
私のほうで搬送するのでイイですよと伝えました。

猫さんも暑い路上の上にいるし
若い女性も大きな荷物をもって明らかにこれからどこかに行かなければならない状態。
だけどまだ白峰寺さんがお迎えに来ていない。
あと20分くらいかかるけど向かってるといわれました。

この炎天下の中
この女性をこの場所に引き留めておくわけにもいかないので
私のほうですぐ猫さんをペットシートで包んであとは私のほうで対応するので
大丈夫ですよと言って女性は大きな荷物を抱えて歩いていきました。
歩いていく女性にありがとうございましたとお礼を言いました。

だって用事があるはずなのに
この子を放置することもせず
ずっと白峰寺さんのお迎えを待ってってくれた。
猫のそばでずっと。
連絡だけして立ち去ることもできたと思います。
でもその女性はずっとその場所に居てくれました。
これ以上轢かれてしまわないようにという思いだったと思います。

心優しい女性のおかげで
私はこの黒猫さんを抱きかかえ
車に乗せることが出来ました。
もう力尽きている状態だったとしても
この子があの子だってすぐ気づいたから・・・

白峰寺さんには私が搬送しても良かったのですが
もう向かってしまってるからそのままにしておいてほしいといわれてしまい
だけどそのままにしておくことは出来ない性分なので
直接お迎えに向かってる担当者さんと連絡を取って
あと10分くらいで到着できそうだという事で
現場で合流することにしました。

この子がどこの子なのか
すぐわかりました。

あの時、行方不明になっていた子です。

6月29日にTNRした子たちの兄弟です。
6月29日TNRサバ白のオスとキジ白のオスの妹猫さんです。
兄弟たちが居た場所から100mちょい離れた場所。

そこで亡くなっていた妹猫さん。

かなり痩せていました。
お母さん猫が子猫たちを移動させていたけど
何故この子だけがいなく成ったのかわかりませんでした。

お母さんは相変わらず道路を横断しているという情報を得ていたので
もしかしたらお母さんはこの子を餌場に連れて行こうと思っていたのかもしれません。
でも怖がりなこの子は移動することが出来なかった。
今回あまりにも空腹すぎて移動しようと試みたのかもしれません。

右側の顔面を強打していました。
即死だったと思います。
右眼球も飛び出していました。

とても痩せている体に
飛び出した眼球。
右側を強く強打したのは明らかで
本当なら元気な姿でこの子に会ってTNRをしてあげたかった。
でもそれは叶うことなく
そして一番最悪な形で出会うことになりました。

でも、このタイミングで私がここを通りがかり
すぐこの子を見つけることが出来た。
きっと猫の神様がせめてこの子をどうにかしてやってほしいって
願ってくれたのかな・・・

出血量はそんなにありませんでした。
ただ・・・もうこの子の心臓は動いていない。

ノミがいっぱいついていました。
痩せていました。

野良猫として生きる猫たちにとって
外はとても過酷です。

子猫一人で生きていくには
まだまだ厳しい月齢です。

どんなに心細い思いをしていたんだろう。
お母さんは現場に残っていますし
TNRしたお兄ちゃん猫たちも元気にしています。

だけどこの子だけ何故か移動してしまった。

とても悲しい事です。
とても悲しい出会いでした。

そして白峰寺さんがお迎えに来てくれました。
ペットシートに包んだ黒猫さん(実際にはブラックスモークです)を
白峰寺さんにお渡ししました。

御願いしますと・・・御願いしますといって・・・。

まだ暖かいというか
暑いくらいの体の小さな遺体を白峰寺さんに渡して
この子に私がしてあげられることは終了しました。

悲しいなぁ。
辛いなぁ。
なんでこんな形で出会わないといけなかったんだろう。

もしかしたらあの場所に居た子(別に子猫情報が出ていました)の1匹かも?
でも黒白って言ってたよなぁ・・・黒白2匹と白黒斑の親猫って言ってたような。
やっぱりこの子はあの現場の子であってるな・・・

そう考えながら
亡くなった子の兄弟とお母さんたちをお世話してくれている給餌者さんに
黒猫さん、事故死してましたと伝えました。

居なくなってからずいぶん経過していたから
実際にもうどこかで事故死している可能性も否定できなかったけど
確かにあの子は今日まで生きていた。

どこかで一人頑張って生きていた。
それを思うと
早く見つけてあげたかった。
早く何とかしてあげたかった。

でも私にできることは
亡骸を白峰寺さんに渡すことだけでした。

こんな悔しい思いを
あとどれくらい経験しなければ成らないんだろうって
いつも思います。

でもその思いと同時に
休んでる暇はない。
1匹でもこうやって犠牲になる子を減らすために頑張らんと・・・って思うんです。

そして幸せになっていく子たちが
もっともっと増えるために
保護と譲渡をもっとできる環境を作っていかねばと・・・

辛い出会いと辛いお別れをしました。
でもその1時間後には
保護猫2匹が新しい家族のお家へトライアルに。


毎日喜怒哀楽の激しい時間を過ごしています。

命と向き合うってこういう事なんでしょう。
命と接していくという事はこういう事なんでしょう。

生きている命があれば
尽きていく命もある。

生まれたら
死に向かっていく。

それは誰もに与えられた平等なもの。

誰もが死に向かって生きている。

でもその時間の過ごし方は
幸せであってほしいと思う。

せっかくこの世に生まれた命なんだから。

亡くなった子猫さんは
白峰寺さんの合同火葬で墓地に入ることになります。

もし白峰寺さん付近に行かれる用事がある方は
どうか手を合わせていただければと思います。

あの子が天国で楽しく過ごせますように。
もう苦しい思いをしないで済みますように。
猫の神様にこの先導いてもらえますように。

救えなくてごめんね。
こんなことしかできなくてごめんね。

そしてあの女性に改めて・・・心からありがとうございました。。。
貴方のような女性が茅ヶ崎に居てくれることが
何より私の救いでした。
本当にありがとうございました。

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黒(ブラックスモーク)生後4か月位 メス 

安らかに眠ってね・・・・
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プロフィール

CCP代表

Author:CCP代表
平成23年6月22日
茅ヶ崎市内限定で活動する
猫専門保護団体Chigasaki Cat's Protect(略称CCP)を立ち上げ
平成26年度から茅ヶ崎市と協働事業を行いながら
茅ヶ崎市内の飼い主不明猫対策を行っています。

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