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さようならとは言いたくないから「またね♪」って言うよ。

今日も朝から忙しい一日でした。

お昼前に連絡が来たのです。

私の大好きな・・・
男爵殿が旅立ったとの連絡でした。

男爵殿と出会ったのは2017年6月15日
TNRの時に出会いました。

捕獲した子はほぼ覚えています。
顔は特に・・・
この子は特に個性的なお顔でね・・・
私の大好きなお顔で
私が勝手に男爵殿と呼んでいた子。
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TNRの時の彼は
毛もボサボサ、
肌もボロボロ。
痒がった形跡もあり
良いご飯を得られていないのが明らかでした。
年齢は3~4歳くらいだったと思います。

彼をTNRした後も
新顔が出るたびにTNRにいってたので
彼に会うことが出来ました。
そのたびに男爵殿は毛艶も良くなり
丸々と太り
そしてとても表情が穏やかになっていました。
給餌管理者さんたちには甘えることも覚えて
ナデナデさせてくれるのも当たり前になっていました。
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そして私が初めて彼に触ることが出来たのは2018年12月の現場入りの時。
とても穏やかになった男爵殿の魅力はさらにUPしてて
私のズッキューンポイント三昧。
そして初めて触らせてくれて・・・
給餌者さんと間違えて私にヨシヨシさせてくれただけだったんだけどね(笑)

本当にうれしかった。
あんなにビクビクしてて
ソワソワしてた子たちが
TNRして管理してもらえるようになってからの穏やかな日々。
表情の違いが明らかで
本当に大事に管理してもらえてるのが目に見えてわかる生活。

この現場は新顔が流れ着くことが多く
そのたびに新顔がくるとご飯を譲ってあげたりする優しい子でした。

先に茶白君が旅立ち、
ちょっぴり寂しくなったと思うとまた新顔が・・・って感じでしたが
やっと繁殖原の特定が出来たので
今年中にはこの現場に新たに新顔が・・・っていうのは止められそうな感じです。

ただ・・・
男爵殿が旅立ってしまってちょっぴり寂しい・・
1ヶ月前くらいから、ごはんの量が減り、どんどん痩せてきて、
10日ほど前から餌場にも姿を見せなっていたそうです。
給餌管理者さんもそのままお別れを覚悟していたそうなのですが
3日程前に姿を現しお世話してくれていた人たちみんなに会ってまた姿を消したそうです・・・
今年の異常な暑さが彼自身の体力をどんどん奪っていったのも事実だし
外猫として生きる上で内臓疾患になれば衰弱レベルは飼い猫以上にスピードが速い・・・

本当にシンドイ状態だったと思います。
だけど・・・
それでも彼は・・・
シンドイ体でまた姿を見せました。
大雨の日に。
うずくまって動けなくなっていたそうです。

外猫さんとして生きていて
いくら給餌者さんたちに慣れているとは言っても
医療を受けるという事が出来るほど慣れているわけでは無い。

だけど出来る限りのことをしてあげたいっていつも思ってくれる給餌者さん、
彼をダンボールに入れてあげたそうです。
でもイヤだったみたいで数時間後には出てしまったそう。。。
そして彼が亡くなっているのを発見したそうです。

ちゃんと・・・見つけてもらえる場所で・・・
茶白君ときもそうだったけど・・・
男爵殿もちゃんとお世話してくれるみんなが気づいてくれる場所で旅立ったそうです。

事故にあったわけでもなく、
外猫として必死に生きて
最後は穏やかな日々。
もちろん、体調を崩してシンドイ状態だったかもしれません。
それでも最後の最後まで
お世話してくれた人たちにお別れをしっかりしてくれた男爵殿。

大抵の子はね、
誰にも見つからないような場所に隠れてシンドイ状態を過ごし
そのまま息を引き取るので
昔よく言いましたよね、猫は最期を飼い主に見せないって。
だから亡くなる前に家出してしまうって・・・

でも実際はそうじゃなく
具合が悪いから
誰にも邪魔されない場所で安全な場所に隠れるのです。
そこでシンドイなぁ・・・キツイなぁ・・って思ってる間にどんどん衰弱死
そのまま旅立ってしまう。
だから誰にも気づいてもらえない場所で一人で旅立つことになる。

室内外自由飼育の猫さんや外猫さんのほとんどがそういう感じで最期を迎えています。
でもある一定の数の猫さんは
こうしてお世話してくれた人たちに看取ってもらおうとしたり
お別れを言いに来たりするんです・・・

彼の本当の年齢も
生まれ育った場所も
どうして彼が外猫として生まれ育ったのかもわかりません。
傷だらけでボサボサの毛艶でひどい状態だった子が
こうして穏やかな2年間を過ごせた・・・
猫の2年間は人間でいうと8年分の時間を過ごせたことになる。
猫は人間の4~5倍のスピードで加齢が進みますからね・・・

とてもゆっくりと穏やかな日々を過ごせた外猫さんでした。
年齢は初めて会った時にすでに3歳~4歳だったから・・・
今は5~6歳だったのかな。

野良猫といわれる猫たちの平均寿命は5年前後と言われているからね・・・
もっともっと長生きしている外猫さんもいるけど
もっともっと短命な外猫さんもいるわけで・・・

過酷な外猫暮らしの中で
最期を穏やかに過ごしそして大事にしてもらました・・・
男爵殿。
ちゃんとお世話してくれた人たちに会いに来てお別れしてくれてありがとう。
お世話してくれた人たちみんなが
君とのお別れをちゃんとできないと覚悟をしてたくらいだったんだよ。
でもちゃんとお別れしてくれて
合同火葬させてくれた。
白峰寺で合同火葬してもらったそうです。
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どんだけ大事にされてたんだかがよくわかるよね・・・
黄色いお花が似合うよね。
いっぱいお空で美味しいご飯食べまくって
イッパイは知りまくって
1月に旅立った茶白君と一緒にノンビリお空で過ごして
帰ってきたくなったらまた会おうね。
さようならなんて言わないからね、
また会おうね!
そして今度こそ、もっともっと健康な体でいっぱい長生きして
幸せにしてくれる家族の元でゆっくりのんびりと過ごしてほしいなって思います。

色々なお別れがあるけど
TNRした猫さんが
お世話してくれている人たちに見守られて
穏やかに過ごし
そして寿命を全うできて
最期をこういう形で迎えて旅立つことが出来るのはほんのわずか。

TNRした子でも事故死してしまった子もいますし
病気になってしまった子たちもいるし
病気になってそのまま行方不明・・・って子も多いです。

こういうお別れをしなくても済むように。
外猫さんが少しでも減って
お家の中で平和に穏やかに安全な暮らしをしながら過ごせる環境で
大往生できる子たちが増えてくれることを願うし
不孝にして飼い主不明猫として生まれてしまう子たちを減らせるようにTNRを頑張る以外に方法はないわけで。

明日も朝からおばちゃんはTNRしてくるからね、
男爵殿!お空からオバチャンを見守っててね!
あのエリアの猫たちTNR出来るように応援しててね!
もしかしたら男爵くんと血縁のある猫さんかもしれないし。

よろしくね!
そして男爵君、またね!また会おうね!

そして彼らを見守り、
毎日お世話をしてくれたすべての方々に心から感謝申し上げます。
残された子たちのこと、引き続きよろしくお願いいたします。

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プロフィール

CCP代表

Author:CCP代表
平成23年6月22日
茅ヶ崎市内限定で活動する
猫専門保護団体Chigasaki Cat's Protect(略称CCP)を立ち上げ
平成26年度から茅ヶ崎市と協働事業を行いながら
茅ヶ崎市内の飼い主不明猫対策を行っています。

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